1999.12.11 アルシオン 横浜文化体育館 (文中敬称略)

入場式挨拶はこの日タッグを組む
マグナムTOKYOとマグちゃまTOKYO(大向)
個人的にも楽しみなカードの目玉の一つ

とはいっても本心は強い大向をもっと観てみたいとこ
第一試合
 ○府川唯未(11分4秒,ヒザ十字固め)×C・奥津

旗揚げ時と同じこのカード
あの時はどんなファイトをするのか未知数ってとこもあったが
もう二人のスタイルが明確になっている。
この二人に限らずアルシオンの選手はファイトスタイルが
はっきりしているというのがとてもいいと思う。
ただこの二人は言ってみれば対局の
ガチガチ路線とエンターテーメント路線なわけで、
その辺呼吸がいまひとつなカンジになってしまった気もする。
ガチガチ路線の府川がいきなりエンターテーメントするわけにはいかないので
奥津があわせていかなければならないのかもしれないけど奥津自身十分強いと思うので
相手とかカードの状況によってはそんなファイトも面白いかな…と
たまに怖い奥津をちらっと魅せるみたいな…

個人的にはひらりっとトップロープにのる奥津の姿に感動していたんですけど…
(あまりにさりげなくやっちゃってるんで目立たないけどあれってちょっとした技
なんかよりすごいっすよホント)
第二試合
 ○藤田 愛 ・Mアパッチェ(2−1)玉田凛映・×L・スター
マリー(10分3秒,ラ・マヒストラル)玉田
        リンダ(11分4秒,ウルトラ・ウラカンラナ)マリー
                 藤田 (12分0秒,体固め)リンダ   ※ファイアーバード・スプラッシュ
コスチュームを新調しての藤田の復帰戦。
いわゆるいまどきの渋谷系ってカンジのコスチュームは誰かやってくれないかなぁと思っていたので非常にGOOD!

渋谷系がいいと言うのではなくこういう世の中の流行とかにも反応しているってとこがいいんだよなぁ…
まあ全員そうなる必要はないのですが藤田愛なららしくてOK!さすがビジュアルファイターってとこかな…

玉田に同じ事をして欲しいとは思わないけどアルシオンの中でのキャラクターとして何か
彼女ならではのアピールがあればと思うのだが… いっそのことヒール転向とか…
第三試合
スカイハイ・オブ・アルシオン・タイトルマッチ(30分1本勝負)
○王者 C・ASARI(15分7秒,エビ固め)×挑戦 矢樹広弓
※みちのくドライバーII。ASARIが2度目の防衛に成功









一応スカイハイ・オブ・アルシオン・タイトルマッチなのだが王者も挑戦者も
フリーの選手ってとこがポイントか?
まあ二人ともほとんどアルシオンの準レギュラーみたいなものなので
問題ないとは思うがASARIが矢樹を指名した時
「サブミッション主体のタイトル戦も面白い」とか
言っていたけどスーパージュニアならともかく”スカイハイ”とタイトルに
付いているのだからこのベルトの試合に関しては飛び技を大切に考えて欲しかった。
その辺は矢樹のほうが意識してくれていたので
なんとかそれらしい試合になっていたけど
このベルトは普通の「強さを象徴するベルト」ではないと思うので

このタイトル戦なら「軽快な空中戦が観れる」のは保証付
ってなカンジのベルトにして欲しいです。
第四試合
マグナムTOKYO・○マグちゃまTOKYO(15分9秒,エビ固め)S・D・フジ・×二上美紀子“ビューティー”
※Bスリーボム   






そっくり顔のフジ・二上ペア土俵入りまで公開。みんなで踊る踊る!
はっきりいって楽しかったです。 試合開始ごしばらくはほとんどコント状態。
マグちゃまのコスチュームは実にセクシー!
まるでアニメのキャラのような思い切ったコスチュームにびっくり!
マグナムは掟破りの
女子に向かっての
腰振りフランケン
もうX指定もの…
まけずにD・フジも
ビューティーの協力を得て
セクハラ攻撃。
試合は中盤から一転激しい展開に…
やはり男子の技の重量感がある。
連携もよくダブルのソバットもかっこいい。
のどわでマグちゃまを高々とあげられるS・D・フジ
さすが男子!ってとこか…

試合は結局B3ボムでマグちゃま組の勝利。
でもマグちゃまのたたずまいはかっこいいねぇ→
色んな意味で…
自分的には
ウエイトが増え
強い大向がすごく
魅力的だったけど
この姿も無くなるのは
もったいないとか
本気で
思ってしまいました。
第5試合
クイーン・オブ・アルシオン・タイトルマッチ(30分1本勝負)

<王者>アジャ・コング(12分16秒,体固め)<挑戦者>吉田万里子
※裏拳。アジャが3度目の防衛に成功
吉田は入場時から
なんか元気が
感じられなかった。
体調悪かったのだろうか?

試合自体もいまいちピリっと
しない内容のまま
いつの間にかアジャの勝利。

吉田に向かい
「納得しないなら何度でも
やってやる」的なことを
マイクしたアジャですが
納得してないのは
こっちの(観客)の方って
気が…
第6試合
ツインスター・オブ・アルシオン・タイトルマッチ(30分1本勝負)

<王者組> ○浜田文子・AKINO(22分38秒,片エビ固め)<挑戦者組>×下田美馬 ・三田英津子
※浜ちゃんカッター。浜田組が2度目の防衛に成功
入場の時から堂々とした王者組
約10年のキャリア差ものともしない。
色んな不安も少しはあっただろうけど
そんなことを微塵も感じさせない表情は
さすが!





試合序盤は普通の展開


しかし、やはり記者会見で流血を宣言していたとおり
凶器こうげきから場外乱闘とラスカチョの得意なパターンに
ほとんど攻められっぱなしの王者組。
















文子は場外で大流血させられ半分グロッキー状態。しかし、目は死んでなかった。
いつレフリーストップがかかっても文句が言えない状態。
でも攻めることをあきらめない王者組。(写真にはないがAKINOもかなりの流血)
フラフラになりながらも
途中リング調整用?スパナで反撃する文子その後イスやヘッドバットをたたきこむ!

最後はコーナーにあげた下田にアッパー掌底から
アヤコノクラズムかと思いきやなんと父の技浜ちゃんカッター!

負けた後一応王者ペアを認めたものの
「ウチらについてくればもっといろいろ教えてやる」的なマイクのラスカチョ。
自分も内心それもちょっとおもしろいかも…と思ったが
とりあえずはAKINOが拒否する形で大円団。
でもまだまだラスカチョはアルシオンに出つづけるようなので
先の展開はどうなるのかちょっと期待。
まあ、せめられっぱなしとはいえ実際に勝ったわけだし
下につくというよりライバルとして闘ってくほうが面白いかも…

ラスカチョの参戦はアルシオンらしさという点では?の残るとこだが
やはり女子プロレスの基本はヒールとベビーの対立構図。
そんなの古いという考え方もあるし、団体のコンセプトからすればそれも正しい。
ただマニア以外の一般の観客にとってみれば
対立構図があった方がわかりやすいというのも事実。
試合全てがそうなる必要はないけど
やはりプロレスがただのスポーツ競技や格闘技ではなく
興行形態のエンターテーメントである以上
その辺はさけて通れないというのが現実なのではないかと思う。

そして将来女子プロレス界の中心になるべきひと
文子には全てを越えていってもらいたいです。
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