2000.4.7 アルシオン 川崎市体育館(文中敬称略)
新日本プロレスの東京ドーム大会と重なってしまったこの大会。
しかも金曜とはいえ平日の開催。
かなり苦戦を強いられると思ったが一階席は空席が
目立つものの2階席などは結構の入り。
この条件でこれだけ動員出来るのはちょっとほっとした。
カード的にも二つのタイトルマッチ
(※スカイのタイトルは王者マリーの負傷欠場で中止)
とVIPとREDRUGの対決・浜田親子対アパッチェ親子と
充実のラインナップだったこともあるのだろう。

一周忌を迎えた門選手に黙とうが捧げられた。
第1試合 15分1本勝負
○AKINO(6分16秒,首決め腕ひしぎ逆十字固め)×高瀬玲奈
マリーアパッチェの欠場で
スカイのタイトル戦が流れて
カード変更で組まれたこの試合。
先輩のAKINOの顔を先に
踏みつけていった高瀬。
勢いもあったがさすがに
余裕のAKINOは関節を
ちょいちょいと極めて勝利。
第2試合 20分1本勝負
○C・奥津・L・スター(12分50秒,パワーボム>エビ固め)C・ASARI・×藤田  愛
メンバーを見ただけで
楽しい試合になるのがわかるこの試合。
奥津とリンダのペアは並ぶとかわいい。
二人とも以外にパワーファイター
なところも似ている。

ASARIと藤田のペアは体操経験者ペア
動きの華やかさはお墨付き。





←小さいからだでのジャイアントスゥイングで
藤田の体はマットすれすれ。(^^)

←コーナーに登った奥津に
カンチョウ攻撃!
こういう愉快な攻めが出来るのも
愛ちゃんならではってカンジか…

奥津は急所攻撃も喰らって何故か痛がっていた。(笑)

    
ばんばん飛んで動き回るASARI。
パワーとテクニックの光るリンダ。
四人が四人とも持ち味を出した楽しい試合だった。










第3試合 20分1本勝負
三田英津子・府川唯未・バイオニックJ
(12分47秒ウィップラッシュ>片エビ固め)
GAMI×玉田凛映・矢樹広弓
例によって入場で扇子もってポーズをしたところを
REDRUGが後ろからドロップキックという
お互いの持ち味が出た試合開始。
そのまま場外乱闘を交えての展開。
VIPは矢樹をつかまえてのポーズ…これって
よく考えたらラスカチョが北斗を中心にしていた頃に
やっていたパターンのバリエーションなわけで
有る意味古めかしい動きを
うまく昇華させてるなぁと関心。

三田はフォールの体勢でもその手の形をしていて
結構かっこよいと思った。



最後はJのパワー炸裂ってカンジで玉田からピンフォール。

試合後下田が負けたRE DRUGに
「解散とは言わないから、売店でVIPグッズ売ってこい!」と命令するも
GAMIは
「誰が売るかー!それより今日発売のRE DRUGのTシャツ売るんヤ」と反抗。
そこからまた乱闘しながら退場。

なかなか商売熱心な両軍。(笑)
第4試合 30分1本勝負
G・浜田・浜田文子
(8分47秒,浜ちゃんカッター>片エビ固め)
アパッチェ・×F・アパッチェ
個人的にはこの日この試合のために川崎に来たといっても過言ではない
期待の親子タッグ対決。
試合開始前には両国(日本・メキシコ)の国家斉唱もあり
この特別な試合をきわだたせる。

アパッチェ父さんのファイトは以前見た限りでは楽しいルチャだったので
楽しい試合になることは保証済み。
本来は女子は女子。男子は男子での展開が原則なのだが
序盤から入り乱れての展開。
お互い親子の協力技はすかしあって
文子>パパ。アパッチェ>ファビーと
同士討ちに。
文子は積極的にチェンジしてアパッチェ父さんに
ガンガン攻める。
最後はお父さんの技「浜ちゃんカッター」で
ファビーをしとめた文子。
もう少し長く観ていたかったなぁ…
今度は親子6人タッグ
アパッチェ・マリー・ファビーvsグラン浜田・ソチ・文子
でやって欲し〜〜〜い。
第5試合 
ツインスター・オブ・アルシオン・タイトルマッチ(30分1本勝負)
<挑戦者組> ○下田美馬・大向美智子
(15分11秒,タイガー・スープレックス・ホールド)
<王者組> A・コング・×吉田万里子
アジャ組が2度目の防衛に失敗,下田組が第4代王者となる
この試合は期待とは裏腹にとてもよかったこの日のべストバウト。
というのも大向は膝の手術後の復帰戦でいきなりのタイトルマッチ。
そんなこともありはじめから王者組の防衛だろうと予想しての観戦だった。
当然王者組の激しい膝攻撃にあう大向。
悲鳴を上げる場面も…
「あぁやっぱり…きつそうだ…」
序盤押され気味の挑戦者組。
しかし、ナックルをたたき込み(反則だけど…)
大向がアジャにB3ボムをきめたあたりから
ジワジワと押し返す。
下田がアジャをコーナーに上げておいて
受け取る形の連携でのB3ボム。
さすがにアジャの体重もあり少し不安定で落下させるまでの
タイミングも早かったがしっかり高い位置まであげてのボム。
このあたりから流れがすこし変わった。

王者組も
ブレンバスターと
エアレイドクラッシュ
の二重奏で
貫禄を見せていく。
終盤吉田の関節に下田がつかまるなど危ない場面もあるも
大向のB3に下田のダイビングニーなどを合わせる好連携がでて
最後はアジャの裏拳誤爆も利用して
下田が吉田をタイガースープレックスでピンホール!

まさかのタイトル移動に場内もどよめく。
大向は下田に抱きつきよろこぶ。

これにより下田は
次の4/20後楽園ホールの興行を
VIPがプロデュースする事を宣言。
負けたアジャは「プロデュースに失敗は許されないぞ!」と言ったものの受け入れた様子。

GAEAでの飛鳥がやった流れだと言ってしまうとそれまでだが
結果として出てくるものには違いが期待できそうで楽しみである。

それにしてもこの二人は体型をはじめ使う技も似ているし
女子という部分を前面に押し出せる魅力的なタッグである。
アジャと吉田の場合どうしてもタッグというより「シングルプレイヤーのコンビ」という
印象を拭えなかったがこの二人はすでにベルトを巻いた瞬間から
なにかを期待させるものをもっていると感じた。