第9試合 セミファイナル
キャンディー奥津、AKINO、○藤田愛
(11:37 ファイヤーバード・スプラッシュ>片エビ固め)
浜田文子、リンダ・スター、マリー・アパッチェ×
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 トーナメントの影にかくれてしまったが
この試合の方向によっては
文子のCAZAI離脱もある注目の試合。
試合は問題の二人からはじまる。
もともと藤田のできなさに業を煮やした文子が
CAZAIキャプテン奥津にその教育を非難し
藤田に喝をいれはじめた事に端を発する。
ただ、藤田も当時欠場明けだったし
はっきりいって文子やAKINOはホントに特別だと思うので
自分のレベルについていってない藤田を攻めるのは
文子のわがままにすら見えた。
実際にはそれも文子の計算の行動なのか
わからないが結果的には良かったのではないだろうか。
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 試合は注目の二人からはじまり、
6人タッグとしてめまぐるしい展開。
この手の試合は本来は因縁も何もない方が
楽しい試合でいいのだが…
実際にテンポもよくすすんでいく。
場外にもどんどん飛んだりして
ハイスパートな展開。
CAZAIチームはマリーをリング中央に寝かせて
三コーナーから
トリプフライングルヘッドのすばらしい連携。
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 試合終盤からは藤田が試合の中心になっていく。
圧巻はマリーが左の写真のようにコーナーで
藤田をスプラッシュ?B3?の様に抱え上げて
会場が「おいおいどうすんだ〜〜!?
そこからまさか落とすのか!?」とどよめく中
藤田が瞬時に雪崩式フランケンシュタイナーに
切り返した所。
マリーがコーナーに立っていた為非常に高い位置から
大きな弧を描いて決まったその技は
まさにスーパーフランケンシュタイナーとでも
言える豪快な技。
会場も大いに盛り上がりここから
藤田愛全開ってカンジで試合をもっていく。
最後はファイアーバードを完璧に(ホントに完璧に)
決めて勝利。

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試合後、藤田がマイクをとり文子に「もう一度4人でCAZAIやっていきましょうよ」というと
文子は「藤田愛さんもやればできるじゃないかぁ」と認めて、小川社長に「これからは、CAZAIもアルシオンも私が引っ張っていく」と発言。
これでめでたしめでたしか…(個人的には文子の独り立ちも望んでいたけど)と思った矢先。
奥津がマイクをとり「ちょっとまった〜今まで文子に足を引っぱられてきたけど、今度は私があなたの足を引っぱる番だ」
「文子はトップに立ちたいんだろ?エリートはトップに立てないよもっといろいろ経験しないと…」てなカンジの発言。
小川社長にも「面白いこと考えたから…」と意味深な挑発。
まあ、奥津からしてみれば文子に言われるだけいわれてたわけでこの主張は至極当然。それにせっかく出来た流れを殺さないあたりは
さすがキャプテンというところか…この辺はやっぱり一枚も二枚も上手です。惜しむらくは体調さえ万全なら完璧なんですが…。
後楽園後まだすこし欠場がつづくらしいのがもったいない。
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 奥津が先に退場したあと文子、藤田、AKINO三人は抱き合って
また仲間を再確認。
若い娘たちのちょっとしたごたごたはこれにて終了。
初めに書いたように結果として今回の文子の問題提起も
藤田的にかえってモチベーションの維持にもなったわけで
文子の感情のままの行動だったとしても
生まれついての女子プロレスラーとしての本能がさせたとも
思える。もちろんちょとした計算もあったんだろうし…。
それに答えた藤田も偉いと思う。
藤田の努力はフランケンやファイアーバードの完成度の高さから
はっきり感じることができたが、もともとの素質は十分なだけに
実は一番大切なのはひとつひとつの技を流してしまわずに
きっちりと決めていく集中力だったのではないだろうか。
それを引き出す上で文子からの叱咤が功を奏したとも言える。
藤田がこのテンションを維持出来れば文子・AKINOに並ぶことも
出来ると思う。
軍団抗争が前面にでているが個人的には
このところの藤田・文子の流れはホントの意味での団体の縮図で
プッチアルシオンってカンジで非常によかった。
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第10試合メインイベント トーナメントARS決勝
○アジャ・コング(6:32 裏拳>片エビ固め)大向美智子×
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 やっぱり勝ち上がってきたこの二人。
シードだったのだから当たり前という
見方もあるが、シード選手だからこそ
勝ち上がらなければいけない状況というのも
事実。
アジャは吉田を
大向は三田を敗っているのだから
その時点でドラマが生まれなかったということは
順当な決勝と言える。
コール前にらみ合った二人も
大向が手をさしのべアジャがゆっくり応じて
握手から試合開始。
府川の時とは違いキチンと握手をかわしたこと
からも大向のこの試合へ気持ちが伝わる。
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この構えかっこいいです。
静かな展開からグランドに…

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 序盤にいきなり迫力の垂直落下ブレインバスター!
一発だしてゆっくり「まだまだ〜」と繰り返しての三連発。
大向も「まだまだ〜」といわれちゃ
受けないわけにはいけないからつらいですな…。
三発ともしっかり足を延ばした状態でうける。
並の選手ならもうこれで戦闘不能になってもおかしくないくらい
全部きびしく落とすアジャ。
ある意味大向を認めてるとも思える。
そこから巻き返して
きちんとB3ボムにもっていく大向も頼もしい。
しかし、アジャもすべてを受けきって裏拳をたたき込んでいく。
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GAEAで里村にやったほどではないが
裏拳いれて倒れた大向に喝いれるアジャ。
二人とも三試合目で体力的にも消耗がみえる。
結局は裏拳でアジャが勝利。
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 スリーカウントが入ってもフォールのままの
アジャ。
倒れたままの大向を無理矢理
起こし上げて
「どうだぁ、優勝だぁざまあみろ!」と
吠えるアジャ。
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 準優勝は大向。
週プロ敢闘賞はGAMI。
もらった、GAMIは大喜び。
参加者全員で記念撮影。
アジャもマイクをもつと
「おかげさまでプロレスラー生活15年目にして初めて
トーナメント優勝できました。」
「こんな、気持ちいいものとは思いませんでした。
と、いうわけでこれからはトーナメントは
すべて勝たせていただきます!」
と大変うれしそうにコメント。
今回ベルトを持っての参加だけに負けられないというのもあったと思うし。
別の団体だが、GAEAの有明で里村とのタイトルマッチが近いのでここでうっかりでも
負けてしまってはそちらでの試合の意味にも影響しかねない。
アジャにはそういうプレッシャーもあったのではないか?
アルシオン的には別の選手が出てきた方が面白かったが
集中したアジャはやっぱりさすがに強かった…。
ちなみにこの日優勝者と準優勝者を予想するアンケートがあって一応両方当たったのだがあとで
なにかもらえるのだろうか…?
興行自体は試合数も多くかなり充実。
トーナメントは今後人数を増やして二興行に分けるみたいだがその方が面白いと思う。
全盛期の全女のジャパングランプリみたくなるわけでアルシオンの選手層の厚さも感じさせる。
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