2000.8.18 アルシオン 後楽園ホール その2
メインイベント
○アジャ・コング(13分56秒 素手裏拳>体固め)×浜田 文子

名古屋でマリーを敗りSKYのチャンピオンになった文子はそのベルトを肩に入場。
対するアジャもノンタイトル戦ながらクイーンのベルトを持って入場。
お互いリングイン前には一瞬止まって十字を切る(文子)じっくりと礼(アジャ)
ベルトを持った二人が対峙するというなんともかっこいいリング上。

文子は終始緊張したカンジでいつものウォーミングアップの動作も無く
集中している様子。

アジャは異例の試合前のマイク
「この(クイーンの)ベルトはいつでもかけてやるから今日は素のままの浜田文子をみせて観ろ!」

年内のアジャ越えを目標にしている文子にアジャも正面から答えるつもりらしい。
試合は静かにはじまる。
緊迫したムードで
間合いに入り
バッバッバッ!!
組み手争い。お互いの腕を
はじき飛ばして組ませない。
それだけシビアな闘いを
意識していると言うこと。

グランドであっさり
文子の腕を極めるアジャ

力比べはやっぱりアジャ…しかし、ブリッジで耐える文子。
アジャが乗っても崩れないぃぃぃぃ。
この辺、以前のアジャ-里村戦(GAEA)を思わせる。
試合はもっぱらアジャが攻めまくる。
文子もその都度気合いを入れて立ち上がって向かっていく。

何か生存本能的には逃げなくてはいけないようなシグナルが
出ているのに無理矢理自分を奮い起こしているようにさえ見える。

本気のアジャを受けとめる必死の思いを感じる。

ラリアットも連発で受ける。
抱えられた状態からの延髄蹴りでペースをつかむと
いっきにラッシュする。
 

たたみかけ一気にアヤコノクラズムの体勢に…
アジャが重いので時間がかかってしまい
スリーパーに切り返される。

「これでお前をためしてやる!」
とアヤコノクラズムの原型
アイコノクラズムの体勢に入るアジャ。
そこは切り返したものの
ストレッチマフラーをかけられ
そのまま持ち上げられてしまう。
浜ちゃんカッターを失敗してもひるまずもういちどコーナーにアジャを上げる
三度目の正直でやっと投げるもこれはアイコノクラズム。当たり前のように立ち上がってくるアジャ。

必殺技をまったく決められないまま終盤戦。
文子は再び気合いを入れて向かっていく。
裏拳を思い切り喰らうも
立ち上がる文子。
ならばとアジャは
グローブをはずし
ここ一番でしか出さない
素手の裏拳をたたき込み
勝負をつける。

印象的にはアジャの完勝。
しかし、アジャの
最後の砦「素手の裏拳」が
出たということは評価に
値する。
おそらくこのキャリアで
出させた選手は初めてかも…

非常に悔しそうな表情で
起きあがる文子。
でも、よく考えたら
素手の裏拳をもらったあとに
たちあがれるだけでもすごい。
それでもアジャは厳しく
「あと4ヶ月で21世紀はきてしまうぞ!いつでも待ってるからな!」
と叱咤する。退場していくアジャの背中に向かって
文子は悔し涙を流しながら
「アルシオンの未来の為にも私はアジャに勝つ!それだけは忘れるな!アジャァア!」
と絶叫、マイクをマットにたたきつける。

やはりアジャの壁は厚い!しかし、文子の気持ちも熱い!

しかし、「今すこしプロレスが難しい」という意の発言をしたことがちょっと気になるが
そういう自分の壁も越えた時に打倒アジャが達成できるのかもしれない…
がんばれ!!文子!