第5試合
△浜田文子(15分時間切れドロー)△日向あずみ
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この日初参戦の日向あずみ(JWP)
個人的には以前から好きなレスラーの一人だったので
文子と闘うこのカードは実に楽しみだった。
いまの文子はアルシオン代表として外敵を迎え撃つに十分のポジション。
実力的にも体格的にも丁度いい。
しかし、12/3にアジャとアルシオンのトップのベルト、クイーンのタイトル戦が
控えている事を考えると意地でもここは負けられない。
普通ならキャリア的にも以前JWPの無差別級ベルトを巻いていた程の日向に
負けても別段大きな問題はないのだが、タイトル戦直前にいかなるシングル戦でも
負けていてはタイトル戦でアジャに勝ったとしても
クイーンのベルトの価値を下げてしまいかねないからだ。
入場前に集中する文子。
試合前にいつもより緊張していたようだったのは気のせいではないだろう。
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はじめはお互い実力を確かめるように手四つの力比べ
JWPの選手は結構基本的な技を大切に試合を組み立てる傾向にある
日向もボストンクラブなどでじっくり攻めて行く。
序盤は静かなそれでいて緊迫感の有る展開。
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中盤からは徐々に激しさを増し
お互い場外へのトペやムーンサルトも出す。
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 文子はアイコノクラズムを決め続いて
浜ちゃんカッターも繰り出そうとする。
しかし、浜ちゃんカッターは切り返されてしまう。
それではとラ・アヤキータと多彩に攻める文子。
仕掛けが早いのは勝利をあせったのかそれとも
15分という試合時間を考えてのものか…と思ったが
実はその理由は終盤に分かる。
文子の大技攻勢をしのいだ日向は
ゆっくりとペースを引き寄せていく。
技の数は少なくとも威力は十分。
効果的に攻めていくカンジ。
文子も攻め込んだ反動か、時間の割に消耗気味。
この辺日向はさすがに団体のトップをはっていただけの
ことはある。
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終盤文子はなんとみちのくドライバーを日向に出そうとした。さすがに切り返されてしまったが…
もちろんそれが日向の必殺技と知っての事だと思うがこれは非常に興味深い。
いまままでオリジナルということにこだわっていた文子があえて相手の技を使う(しかも終盤の決め技とて)
というのはそこになんらかのメッセージを感じる。それは日向に対してだけのものだったのか
12/3に控えたアジャ戦も視野に入れたものなのか…
つまりはもし、みしのくドライバーで日向からフォールを獲れればそれは日向に対する宣戦布告でもあり
アジャ戦を前に今までの文子に足りないと思われた「なりふりかまわず勝ちに行く姿勢」を示すことにもなる。
まあ、切り返されてしまったことであまり試合の中では印象には残らなかったが
個人的には気になった所である。
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 残り30秒のコールに必死に
文子は力をふりしぼり
ヘッドバッドから旋回式ライガーボムと
底力をみせるもゴング。
試合後日向はマイクを取り
文子をライバルと認め
これからもアルシオンに参戦していく事を
表明。
文子もそれを受けるも
その前にしなければいけない事として
タイトル戦への意気込みをマイク。
アジャが出てきて
「お前がただの出来の良い新人なのか
アルシオンを引っ張っていく器なのか
しっかりたしかめてやる」と締める。
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